看護師は職業柄、夜勤勤務を余儀なくされることが多い。夜勤とはいっても、患者とも医療関係者とも顔を合わせることになるので、見た目を気にしないわけにはいかないが、看護師の中には「すっぴんのほうが楽だし、夜間メイクをすると肌に負担をかけるので、眉だけ描いて勤務します」という人もいる。肌荒れしたくないのでメイクはしないという人はかなり多いだろう。
夜勤とはいえ看護師の業務が決して楽なわけではなく、患者の急変があったときにも、昼間より少人数で対処しなければならないため、その責任も重大だ。メイクして出勤する看護師であっても、空いた時間にメイク直しをするゆとりなど、なかなか持てないというのが現状だろう。
夜勤が終わった後に面倒なメイク落としをしなくていいので楽だし、メイクをするときにも時短で楽、といった理由でミネラルファンデーションを使う人もいる。肌に優しく、つけたまま寝ることができるものもあり、肌荒れをしやすい人にとっても安心なのだろう。
ミネラルファンデーションは自然な感じで肌色をカバーできるので、手抜きをせず、きちんとメイクをしているようにも見える。特に、人からどう見られるのかが気になるタイプの看護師には重宝するのではないだろうか。すっぴんだと肌の乾燥が気になるという人も、これならある程度安心して仕事にも専念できるのかもしれない。
看護師の夜勤時のメイクには人それぞれ考え方があるので、自分の肌の状態と、どれだけメイクに時間をかけられるのかをよく考えてから、自分に合った方法をいろいろ試してみるとよいだろう。もちろん看護師に適したメイク方法を取り入れることも大事だが、基本的なスキンケアもしっかりと行っておくことでメイクの乗りもよくなるはずだ。